結局単純な「ありがとう!」

都会で生きるのはサバイバルだ。


なにせ、世のお母さんが「あんまり見ちゃいけません」と思わず子供に諭してしまう系の人々がゴロッゴロいる。
もう、毎日遭遇する。
田舎に暮らしていた時は気づかなかったのだ、まさかこんなに高確率で「いる」とは。


先日の話だ。

松屋で腹ごしらえと店内に入ったら、松屋特有のカウンターのみの店内の席にちょっと汚れた森英恵みたいなおばちゃんがいる。
ファッションだけで分かる。
これはもう「見ちゃいけない人」だ。

だって、森英恵は松屋にこないだろうし、ましてや汚れるなんてこと許されない。

真っ赤な口紅が異様に目に付くその人は食べ物を口に運んでんだかテーブルに投げつけてんだかはっきりしない箸使いでぎりぎり食事しているようすだった。
そしてなにやらごそごそと時折店員さんに絡んでいる。

しかしそこはサバイバル慣れしている私だ。
U字に作りつけられたカウンターの一番遠い席を選び、彼女に存在を悟られないベスポジを確保。
世のお母さん、私の行動の賢さをどうかお子様にも伝えてほしい。

しかし事態は急展開。
私の前にも食事が運ばれ、食ったらさっさと出ようと思ったその時、英恵が動いた。

おもむろにどんぶりを抱えて席を物色するように歩き出したのだ。

私の中のサイレンが鳴り響く。
ビービービー!!!やっべ!これやっべ!

サイレンが最も高鳴った時、英恵はターゲットの席をロックオン。
エンド・ゲット。

ううーーーーわぁぁぁ、となりじゃーーーん。

私はもはや味のしなくなった食事を英恵の視線をびんびんに感じながらかっこむ。
もちろんバッグは抱えたまま、いつでも逃げられるよう半身椅子を降りている。
店内の人々にぼんやり助けてと目線を送るが、やはり奴らもサバイバー。
誰一人目も合わない。


でも英恵は以外に大人しくそれ以上の接触はしてこない。
オーケーオーケー。なんとか落ち着きを取り戻す私。
でも油断してはいけない。
彼女の気がいつ変わるとも知れないのだから。
彼女が次の一手を打ったらすぐに脱出する、これだけは心に刻み込もう。

そして私が食事を終え、水でも飲んでさて退出しますかといった段階で、近づいてきた店員に急激に向き直った英恵は言い放つ。


「タダにしな!!!!」

!!!脱出!!!

Comment

デンジャー!

危険だ!
あまりにも危険過ぎる!

そりゃソッコー脱走でしょう!

ムーミンさんへ

危ないとこでした。
都会はこわいです。。。
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プロフィール

成

  • Author:成
  • 1981年生まれ
    福島県出身
    射手座
    B型
    末っ子
    丸い女
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