帰宅その7。

自宅以外車を降りませんでした。
自分自身の将来の事も考えて、そこらを散歩してくるとはとても言えなかった。

自宅に残ったものの中で、優先的に取り出したいのは両親の生活に必要な調理関係のもの。
母は持ち出すものリストにアルバムを入れていましたが、もともと片付けの手が回っていないものだった上に地震と長期ほっぽらかしでどこにあるか分からず。
今回はまだ浪江に入っていない私や兄達を連れて行く意味もあって業者さんは手配しなかったので、アルバムはまた今度ってことになりました。


避難区域に入ってから出るまで2時間半くらいの道のり。
どこかに留まって考える暇もない強行軍です。

私は、長期帰れないことによって起こった被害を写真に残すカメラ係りを仰せつかったので、自分の目よりもファインダーを見るのに必死。
しかも兄3のビデオとカメラ、自分の携帯、計4つの機器を次々に撮り続けるという状態。
見せてくれ。
私にも生で見せてくれ。
浪江町に入って浪江町を直で見て浪江町をおもうのはまたいつかに持ち越しです。
特に棚塩や幾世橋。
一番記憶が多い場所。
今度はそこに行こう。


両親はすでに数回浪江に入っていますが、行く度に老けていくと母が父を笑い父が母を笑っていました。


避難区域に住んでいた方々の一部には「帰れる日までお互い頑張りましょう」という人がいます。

専門的知識を持つ人や被曝にナーバスな人にすればそれは馬鹿馬鹿しい程有り得ない話で、出来る限りもといた場所に戻りたい人にすればそれこそが生きる支えで、そしてどちらの考えにも偏らず迷い困っている人が大半で。






最後は

IMG_0322.jpg

請戸に立ってた標識。

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プロフィール

成

  • Author:成
  • 1981年生まれ
    福島県出身
    射手座
    B型
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