
散々いって結局テキトー
|Posted:2011/11/27 10:37|Category : 成論|
「どうやって画を浮かべながら台本を読むんですか?」
はじめてされた質問だったので答えにつまった。
というか答えようがなかった。
私は「画を浮かべながら台本を読む」という作業をしたことがなかったから。
「画を浮かべる」?
その画は客席の目線から?それとも自分の立ち位置から?
ちょっと待てよ。
私台本読みながら何考えてるっけな?
うーん。うーん。
質問されておきながらすっかり自分の思考の海に潜り込んでしまった。
やべー。やべー。
聞かれてんだから答えなきゃ。
なのでまず私は正直に画を浮かべるがちょっとアレだわとごにょごにょ濁し、今日家に帰って台本を読むときには、自分の事に囚われず相手が何をしていたか思い出しながら読んでみては?と提案した。
台本を読むときかぁ。
うーん。
作品そのものを理解しようとする時の作業とは別物と考えて。
うーん。
初見な上に本読みなどで相手が既にいる現場、そんな時はどうだろう。
これは現場としてよくある、なんだったらいきなり立って稽古しましょうということもある。
自分が何者なのか全く分からずいきなり声を出して発言する。
こんな時はただの反射ですね。
同時に2~3行前を読んで、それっぽい台詞回しを反射で選び続ける。
セリフをまだ覚えきっていなくて、一人で台本を読む場合。
今回の質問は多分この場合のこと。
ただ暗記していく作業だけすると私は不十分なようで、稽古場でいざセリフを言おうとすると相手のセリフをくってしまったり、言い出したセリフがひとつ後のセリフだったりとかなりおかしなことになる。
なので暗記とともに「状態の想像」もしておく。
「状態」ってのは、人間関係とか声とか姿勢とか緊張感とか思考とか、いわゆる感情と言われるものも含めその近い所にあるもの全て。
自分のあるひとつのセリフから次のセリフまでに何が起こってその「状態」がどう変化していくのか。
それを自分の出番の最初から最後までをずーっとつなげていく。
これがね、考えれば考えるほど、読めば読むほど、何通りもパターンがあるわけ。
いやになるほど、どうとでもなる。
ま、自分の役者としての器がちっちゃこいですからねー。
頭で考えるほどいろんな事は体現できないけど。
台本読んでる段階では、まーーそりゃ無限大に際限なく自分の状態は変わっていく。
ここらへんで「ひとりで読んでてもしょうがねーなー。」ってことになるよね。
「とりあえず今日のところは、このへんでカンベンしてやるよ。」ってことになる。
だいたい、演出がいて共演者がいてお客様がいて。
そのすべてに左右されてつくるのだもの。
無限に広がる「状態の可能性」を家で、ひとりで、取捨選択はできないのだもの。
長いな。
まとめる。まとめるよ。ためしにまとめてみようか。
言葉を暗記しながら芝居のパターンをざっくりと想像しておく。
注意点:芝居のパターンを決めつけない、でも眠れなくなるから考えすぎない。
なんか違うかな。なんかずいぶん端折ったかな。
・・・・・つーかだいたいねーー!
私はあんまり稽古場以外で台本読まないのよ。
そんでなくても芝居が型にはまりがちなのに、家で考えすぎるとその型壊すのがまたものすごい大変で。
落ち着こう。
もう一回まとめるか。
えーと、じゃあ。
自分なりのやり方を見つけよう。
これだ。これでいこう。
今日のところはこれでカンベンしてやるよ。
はじめてされた質問だったので答えにつまった。
というか答えようがなかった。
私は「画を浮かべながら台本を読む」という作業をしたことがなかったから。
「画を浮かべる」?
その画は客席の目線から?それとも自分の立ち位置から?
ちょっと待てよ。
私台本読みながら何考えてるっけな?
うーん。うーん。
質問されておきながらすっかり自分の思考の海に潜り込んでしまった。
やべー。やべー。
聞かれてんだから答えなきゃ。
なのでまず私は正直に画を浮かべるがちょっとアレだわとごにょごにょ濁し、今日家に帰って台本を読むときには、自分の事に囚われず相手が何をしていたか思い出しながら読んでみては?と提案した。
台本を読むときかぁ。
うーん。
作品そのものを理解しようとする時の作業とは別物と考えて。
うーん。
初見な上に本読みなどで相手が既にいる現場、そんな時はどうだろう。
これは現場としてよくある、なんだったらいきなり立って稽古しましょうということもある。
自分が何者なのか全く分からずいきなり声を出して発言する。
こんな時はただの反射ですね。
同時に2~3行前を読んで、それっぽい台詞回しを反射で選び続ける。
セリフをまだ覚えきっていなくて、一人で台本を読む場合。
今回の質問は多分この場合のこと。
ただ暗記していく作業だけすると私は不十分なようで、稽古場でいざセリフを言おうとすると相手のセリフをくってしまったり、言い出したセリフがひとつ後のセリフだったりとかなりおかしなことになる。
なので暗記とともに「状態の想像」もしておく。
「状態」ってのは、人間関係とか声とか姿勢とか緊張感とか思考とか、いわゆる感情と言われるものも含めその近い所にあるもの全て。
自分のあるひとつのセリフから次のセリフまでに何が起こってその「状態」がどう変化していくのか。
それを自分の出番の最初から最後までをずーっとつなげていく。
これがね、考えれば考えるほど、読めば読むほど、何通りもパターンがあるわけ。
いやになるほど、どうとでもなる。
ま、自分の役者としての器がちっちゃこいですからねー。
頭で考えるほどいろんな事は体現できないけど。
台本読んでる段階では、まーーそりゃ無限大に際限なく自分の状態は変わっていく。
ここらへんで「ひとりで読んでてもしょうがねーなー。」ってことになるよね。
「とりあえず今日のところは、このへんでカンベンしてやるよ。」ってことになる。
だいたい、演出がいて共演者がいてお客様がいて。
そのすべてに左右されてつくるのだもの。
無限に広がる「状態の可能性」を家で、ひとりで、取捨選択はできないのだもの。
長いな。
まとめる。まとめるよ。ためしにまとめてみようか。
言葉を暗記しながら芝居のパターンをざっくりと想像しておく。
注意点:芝居のパターンを決めつけない、でも眠れなくなるから考えすぎない。
なんか違うかな。なんかずいぶん端折ったかな。
・・・・・つーかだいたいねーー!
私はあんまり稽古場以外で台本読まないのよ。
そんでなくても芝居が型にはまりがちなのに、家で考えすぎるとその型壊すのがまたものすごい大変で。
落ち着こう。
もう一回まとめるか。
えーと、じゃあ。
自分なりのやり方を見つけよう。
これだ。これでいこう。
今日のところはこれでカンベンしてやるよ。
