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【なしおの学校】『何が映画か』編

『何が映画か 「七人の侍」と「まあだだよ」をめぐって』
著/黒澤明・宮崎駿
徳間書店 2001/06/01発売

これは1993年にテレビ放映用に撮影された黒澤明さんと宮崎駿さんの対談をまんま文章にした本のようです。

「自分のメッセージはすべて作品の中」と仰るお二人は、だいたい撮影当時の裏話なんかのお話をしていて、こんな気持ちで撮っていたというお話に終始している感じでした。


なので読んだ私も、そうか監督というのはこんな事が気になるものなのか、と思うだけでそれ以上の感想は特にありません。



この本を読んだ理由は簡単で、黒澤さんや宮崎さんがどのような映画を見ているのかな、というのが知りたかったから。
面白いものを作る人が面白いと思うものが知りたい、というだけです。


唯一宮崎監督が「タルコフスキー」の名前を出していたので、今度その「タルコフスキー」とやらを探して見ようと思います。
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【なしおの学校】『七人の侍』編

『七人の侍』
1954年 日本
監督:黒澤明
製作:本木莊二郎
脚本:黒澤明/橋本忍/小国英雄
撮影:中井朝一
音楽:早坂文雄
出演:志村喬/三船敏郎/木村功/宮口精二/加藤大介/千秋実/稲場義男


世界の黒澤。

そのあまりの名声っぷりに尻込みしてしまうというか、圧倒的な支持率とチラッとテレビに映るシーンがおそろしく重厚で、どうしても食わず嫌いセンサーにビンビン反応してしまいこの年齢になるまで手をつけられなかった。

でもここは学校。
この目で確かめねば。

という訳で、一番聞いたことがあって一番とっつきにくかった「七人の侍」を見てみた。
万が一ギブアップした時の為、前回素晴らしい出会いをしたチャップリンの別の映画も片手に持って。


最初は少しつらかった。
ライトさの欠片も無く初っ端から馴染み難い濃厚な空気。
百姓がひとところに集まり突っ伏して号泣。
「ノブセリ」の恐怖におののいているわけです。
いきなりこの緊張感。ついて行けるか不安がよぎる。

何より、私が時代劇を見られない原因の一つ。
単語が頭で漢字変換できない。
今テレビでやっている時代劇なんかはすっかりわかりやすい言葉ばかりで見やすいですが、黒澤さんはそんなことしてくれない。
さっきから彼らが連呼する「ノブセリ」とは何ぞや。
いや分かる、分かるんだよ、冒頭に出てきた荒くれ者たちの事なのだろうということは。
でも「ノブセリ」以外にも時折何を言っているのか聞き取れず巻き戻したい衝動を抑えきれなくなってくる。

ここで「字幕」の存在を発見。
日本語を聞きながら日本語字幕のメニューがあるこの斬新な映画鑑賞。
イケる!
これで現代っ子なしおも黒澤時代劇が見られる!!

その後はストレス無く言葉も理解し、なれた頃には字幕もオフ。
終盤あたりにはすっかり食わず嫌いを克服し、世界の黒澤マジックに心酔しました。

途中泣きましたもの。
「平八ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」っつって。

久蔵撃たれた時思わず声出たよね。
「まじでぇぇ!?」っつって。



また聞き及んではいたけれども、あの戦闘シーンのすさまじさたるや。
本当にこの撮影時誰か死んでるんじゃないかと思うよ。
命かけなきゃ撮れないよね、こんな映像。
馬に乗ってる世界のミフネさんも、ずば抜けた身体能力でもって乗りこなしてるけど、あれ絶対あぶないよね。
驚いたのは最終戦闘日の朝のシーン役者さんの息が白かったこと。
これもしかして真冬に撮ってるの?
超過酷。
よくできたなこんな事。
それに、着物とかメイクとかセットとか各小道具とか。
そのすべてが抜かりなくて良い。

圧巻の時間でした。



モノクロ映画を続けて見て感じたこと。
モノクロの映像ってお風呂入ってない時の「テカリ」とか「汚れ」感がカラーよりもリアルだね。
森の緑もよく分かる。

【なしおの学校】

『モダン・タイムス(Modern Times)』
1936年アメリカ
制作/監督/脚本/作曲:チャールズ・チャップリン
撮影:ローランド・トザロー、アイラ・モーガン
美術:チャールズ・D・ホール、ラッセン・スペンサー
編曲:アルフレッド・ニューマン、デイヴィッド・ラクシン
演奏指揮:エドワード・バウエル

チャールズ・チャップリン(工員)
ポーレット・ゴダード(浮浪少女)

チャップリン。
私にとっては歴史上の人物。
ほとんどリンカーンとかと同じような感覚の人。
存在していたこと自体がフィクションって感じ。
後世に伝わる「名作」を作った世界3大喜劇役者の内の一人、らしい。

正直、私は一度も見たことがなかった。
私と同世代の知ったかぶりを恐れず実行できる鋼の心臓野郎が、チャップリンを滔滔と語り上げその後「どや顔」するのを見て辟易としてしまった10代以降、全く手をつける気にならなかったのだ。
それに「言葉」がないって事を楽しめるなんて想像出来なかった。
芝居の基本は「言葉」でしょ、と本気で思っていた。


謝る。謝ります。
チャップリンに。チャップリンを愛してる皆さんに。
ほんとごめん!!


何これ、おんもしれーじゃん!!!!!



なんの予備知識もないまま見てみたんです。
数ある作品の中でDVDのジャケットに「代表作」って書いてあったから、いつだってご飯はメインディッシュから食べる私は『モダン・タイムス』を選んだってだけで、ジャケット以上の知識全くなし。

見はじめて最初に気づいたのは「無声映画」じゃないって事。いや無声映画なんだけど。
チャップリンが勤める工場の社長がセリフを発したのだ。
チャップリンといえば無声映画時代と思っていたのだけど、どうやらトーキー映画がはじまってる時代にも生きていた人なのねぇ、と理解。
(そんな事も知らないのよ、私。)


で、チャップリンの身体能力への感動。
想像以上のアクロバティック加減。
当然現在のようなCG技術はないわけだから仕掛や効果にも限度があるのだろうし、だとしたら動けるにも程があるよこの人。
体格としては多分小柄。
となりに高いか広いか、とにかく大きな人が隣にいることが多いから特にそう見えるようになってる。


しょっぱな10分で「これはいける」と思ったあとはもうただぼーっと見てた。
ディズニー映画的な全体のリズムに、上質なコメディの切なさ、そこここにあるお洒落な雰囲気。
唯一声を出した歌の部分は「何語!?」と思い最初意味が分からなかったんだけど、動きを注視してたら何を歌わんとしているか分かる。
きれいなお姉さんとひげを蓄えたおっさんがいて、ナンパして車に乗せて、つけてる指輪でさらにメロメロにしてやろうとしたら・・・・・フラれた!
みたいな事だと思う。



えーっとね。
つまりセリフなんか要らなかった。
すでにトーキー時代だったのかもしれないけど、無くていい、無いほうが好き。

チャップリンはが〜まるちょばさんとか堺正章さんとか萩本欽一さんとかジャッキーチェンとかエノケンとか坂本あきらさんとか、とにかく思いつく限りの世界の役者さんや芸人さんに見えた。
つまり全部一人にしたらチャップリンになったっていうくらいいろんな人の原点。


なしおの学校1時限目終わり。

【なしおの学校】

またまた唐突ですが、私勉強します。


いやなにドリルとかじゃないです。
まぁドリルも必要なんだけど、今はお芝居の事が、役者のことが、人間ってどういうことかもっと知らなくちゃ。


という訳で、人生で知っていたけど何となく通ることの無かった映画や舞台、本なんかに出来るだけ手を伸ばそうじゃないかと。
ついでだしブログに書いちゃえばいいじゃんと。


でも新しいものを手に入れるためには少なからずお金もかかると思うので、超不定期!
次の更新がいつかなんて私だって分かんない!!
そして気に入ると繰り返し繰り返し憶えるほど見ちゃう自分の性格ゆえに、なかなか他のものが目に入らなかったりする気がむんむんしてます!!!

そんなダメルールで挑みます。


よろしく!!
プロフィール

成

  • Author:成
  • 1981年生まれ
    福島県出身
    射手座
    B型
    末っ子
    丸い女
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